女性が出産や育児を経て、再び仕事に就きたいと考える場合、ブランクが長くて仕事を探しても見つからないのではと不安になるケースも多いものです。一般的には、ブランクの期間は3ヵ月が目安とされる傾向にありますが、それ以上の時間が経過していても悲観的になることはありません。
企業側では、応募者が仕事に対してどの程度適応能力を有しているかを判断する際の目安にブランク期間をチェックするのであり、子供がいるママさんであっても、職場の人間関係をしっかり築くことができ、責任感を持って業務を行う能力さえあればきちんと評価してもらえます。そのため、ブランクの期間に関してそれほど気にし過ぎる必要はないでしょう。
とはいえ、実際の面接時には、ブランクの理由についての質問は必ずされるものです。こうした質問に適切に答えるために、履歴書や職務経歴書内の自己PRの欄などにブランク期間の理由について記載する必要があります。
その際に重要なポイントになるのが、「キャリアを向上させるために充電期間を設けた」ということを記述すること。「応募している職種に関係のある知識や技術を習得した」など、再就職に向け積極的に行動してきたという主旨の内容を記載すれば、職場に対する熱意を伝えることができます。
例えブランクの期間があったとしても、応募職種に対する意欲はもちろん、再就職するためにしっかりと準備を重ねていたことを志望動機と共に簡潔に記載すれば、面接をクリアすることが可能です。